愛鳥が最後まで守り抜いてくれた話。

思ったこと、思うことをそのまま書き留めてます。自分のため。

愛鳥の身体のこと。

 

どなたかたった一人でも、愛するインコちゃんのためになりますよう書き留めておきます。

 

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今までからここ数日の様子といまの様子です。

いまの様子の写真は、実際写真で見ると結構ぐったりしてる姿がほとんどでいまはあんまり載せたくないので載せていません。

 

1/18の晩に、片脚が握れない、力が入らない。といった状態になっていました。すぐ片脚を引っ込めてしまう。

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1/19の朝、起こした時には両脚が動かない状態でした。歩けなくて、羽ばたかせながら移動。

とりあえず止まり木には乗ろうとしてしまうし、取ると落ち着かないのかよじ登るので、止まり木などを下に設置。(このとき1本ずつ下に下げてましたが、いまになっては2本くっつけて並べて設置すると横幅が太くなってかなり安定します。)

 

午前中の診療で、病院に行って診断が出ました。

"痛風"です。

セキセイインコの男の子に発症しやすく、内蔵型と関節型があります。

人間でいう痛風は贅沢病であったりとか、治療できるイメージですが、インコの痛風はかなりつらいものです。

私も色々検索して得たものなので、説明不足だとは思いますが、腎臓の働きが悪くなることで本来出さなければいけない尿酸が脚や内臓に付着してしまい、障害を起こしてしまうもの。

実際かなりの痛みも伴うはずなので、愛鳥がいまとても痛いんだと思うと本当に代わってあげたいです。

内蔵型と関節型に関しては、内蔵型は尿酸が溜まっていってしまい、ひどくなると脚にまで症状が出てしまうもの。

関節型は脚から症状が出始めるので、発見しやすいもの。

愛鳥の場合は、おそらく関節型から始まり、私の判断不足と知識不足でした。

3、4年前?くらいから両脚の指が1本不自然に前に来るようになりました。

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あとは片脚を痛そうにしているときも3年前くらいにありました。

目が腫れてしまったり、開けづらくなったことも。

今思えばこれもぜんぶ、症状だったと思えます。

 

何かあるたびに、すぐに病院は行っていましたが

基本原因不明で終わってしまうことがほとんど。

そしてなんだったんだろう、って言ってる間に

ぜんぶ治ってしまうのがいつものことでした。

 

病院を変えたりもしましたが、

基本はやっぱりろう膜の変化のほうが注視されてしまって、

痛風の疑いまで近づくことができなかったです。

 

 

 

 

 

2018年、去年の8月に

愛鳥は一度ごはんを食べれなくなりました。

まったくごはんをたべなくて、だからフンも白い尿酸のある尿だけ。

緊急だとおもって、すぐに病院に行くことになりましたが、

ここまで緊急でいままでの病院で大丈夫かな?

そんな不安で、鳥で有名なところに行きました。

 

そこで強制給餌をしてもらってからは

またごはんを食べ始め、

体重も戻り、むしろ前よりよくガツガツ食べるようになりました。

 

その時に食べなくなった原因は分からなかったけど、

鼻水がよく出てることを指摘してもらい、

それ用のお薬を開始しました。

 

ちなみに愛鳥は若い頃、吐き戻しのせいもあって33.5グラムが標準の小柄でしたが、

最近は35グラム〜36グラムで、ごはんも毎日5グラム近く食べてました。

 

 

12月初めから、水を頻繁に飲むようになりました。

普段いつ飲んでる?ってくらいが、水を飲む姿をよく見かけるように。

このときから症状は進んでいたのだと思います。

毎日4グラムほど飲んでいました。

 

8月から2週間に1度、お薬をもらう目的で病院でみてもらい、経過は鼻水の様子だけでした。

 

痛風に疑いをかけれてたらもっとはやくから対処できたんだろう。

 

なので今後これを見た方が

もしも似たような箇所があれば痛風を疑ってあげてください。

私がもし痛風の言葉を理解していて、先生に一言でも言えたら、そこから発見できてたかもしれない。

こんなに小さな鳥ですから、先生は知識を持っていても毎日一緒にいる私たちほど自分の愛鳥のことを細かく見つけられることはできません。

 

 

 

 

 

きっと今の愛鳥の身体は、尿酸が体内に付着していて、痛いだろうししんどいだろうし、ボロボロなのかなと思います。

 

こんな小さな身体で、どれだけつらいことを受け止めてるんだろう。

 

それでもごはんは食べようとしています。お水もちゃんと飲んでます。

 

たまにいつもみたいにカゴの外に出たがります。

当たり前にいまはだめです笑。

歩けないから、羽を使って這いずって移動して

ごはんも食べてお水も飲み、たまに遊ぼうと

カゴをよじ登ろうとする。

 

だけどそのあとはまたやっぱりしんどくて、ずーっと寝てます。

 

ただ、いまは愛鳥の命がここに存在することがたまらなく愛しくて幸せですし、寝てる時は辛くないんだろうなって思える穏やかな呼吸が少しだけ癒してくれます。  

 

たまに"じゅじゅ"って鳴いてくれます。

 

私はいまずーっとそばにいてます。そばにいながらほとんど寝てる愛鳥の横で何してようかなって。物音は立てれないしあんまりごそごそ動くと起きちゃうし。だからふと今のこと書き留めておこうと思ってこのブログを開設しました。

 

 

 

今自分にやれることってなんだろうって思うし、どこまでしていいんだろうとも思う。

 

この子がつらくないように、と思う気持ちと、少しでも少しでも長く、あわよくばまだこれからもずっと、って思えるようになってほしい気持ち。

 

 

迷いながら 泣きながら、

いま隣で呼吸する最愛の子の隣にいる時間を大切に大切に刻んでいます。

時間、経って欲しくないなー。

この数日はほんとはぜんぶ夢で、長い夢で、起きたらいつもみたいに元気に止まり木に止まって、元気に部屋を飛び回ってる愛鳥がいてくれるんじゃないかって思ってしまう。

 

ずっとなんだかぼーっとしてます。

 

 

 

 

 

愛鳥のこと。

 

どなたかたった一人でも、

愛するインコちゃんのためになりますよう、

書き留めておきます。

 

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この記事では愛鳥の思い出や私の記憶のために書き記しています。

いま現在の様子は、次の記事以降書いていきます。

 

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2007年3月17日お迎え

現在11歳の男の子

 

(ろう膜(お鼻)が茶色になったのは7歳くらいからで、定期検診を受けて精巣の様子を確認していましたが、異常は変色以外見つからず、はっきりした診断はもらいませんでした。)

 

赤ちゃんのときからとっても小心者で、手乗りになるか心配されたくらいでしたが、結構気のはっきりした、ちょっと頑固な(笑)、たくましい子に育ってくれました。

 

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おしゃべりは数は少ないけどすごく上手です。

"おいで" とか "ばいばい" とかちゃんと使い分けが結構できちゃう子です。

私が出かけるときは決まって"ばいばい"しか言いません。"ばいばい ばい"って増えちゃうこともよくあります(笑)手を振る代わりか、頭を振って言ってくれます。

 

放鳥するときになって、私が遊ぼっか!とか声をかけると、そわそわして"おいで!"って言います。

あとは放鳥中、私が呼ぶと、"おいで!"と言うのであんたがおいで!と言い返すのも私たちのやりとりです。笑

 

自分の名前に関してはレパートリーがたくさんあります。

"じゅじゅ"から始まり、"じゅじゅ?"の疑問形とか"じゅじゅちゃん!!"って、これはいつも大きな声で身体を使って言います。大概嬉しいとき。

トリクサイ、って一時世間で有名なインコちゃんがいたのを覚えてる方いますか?

そのときらへんからか、私も愛を込めて無意識に言ってたのか、"じゅじゅくしゃい"って覚えてました。しかも言うときはかなり小声。くさい、じゃなくてくしゃい、って言います。

それがまた可愛いくて仕方ないです。

セキセイのにおいってすごく大好きです。めちゃくちゃ落ち着きます。寝起きの愛鳥とかほんと、くしゃくて最高。

 

 

 

大好きなものは、鏡です。

 

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鏡が大好きで、付属品のように鏡にくっついていました(笑)

5歳くらいまでのピチピチの若鳥のころは、大好きなおもちゃにすぐゲロゲロするし、おしり振り振りしちゃうし、発情対策に悩まされてました。

 

スプーンも好きやな。

スプーンに映る自分なんか絶対変な顔なのに(笑)

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愛鳥はブランコが本当に好きで、寝るときはいつもブランコに乗ってました。

だから発情対策でおもちゃやブランコを

おうちから外した時も、私が家にいるときや、寝るときだけはブランコをつけてました。

愛おしそうにピョロロ…って優しく鳴いて

つっつくんですよね。

ブランコに負ける飼い主です。

寝るよーってときにはいそいそとクチバシで引き寄せてブランコに乗る姿がすんごく可愛いのです。

 

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コップに顔を覗き込んでごにょごにょするのも好きです。

そのとき下から覗いてOCRを見るのが飼い主の趣味。

なんやねん、って感じの愛鳥。

 

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机の上や床で愛鳥にしか見えないような小さな食べカスを見つけつまみ食いも。

それはさすがに怒ってやめさせてました(笑)ティッシュをなぜか食べてしまう変な子。それも危ないのでやめさせるために、放鳥時はティッシュを隠すのが決まり。

 

最近の定位置は、愛鳥用につくったプチバードランの大好きな止まり木。

放鳥すると1周、2周ほどぐるーっと部屋をまわって、私の頭をときどき経由しながら笑、そして止まり木でまったりしてるのが最近のお決まりでした。

 

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私が寝てしまいそうになると、顔に飛んできて起こしてきたり。とか、

仕事から家に帰って疲れて倒れてしまい、放鳥せずに愛鳥の近くで寝てしまうと大きな声でチュンチュン鳴きます。"じゅじゅ?"って声かけてきます。

私はねむいから、うるさいなーって思いながらその声が心地良くて愛しくて、また寝てしまってました。ごめんね笑。

 

食べ物で好きなのは、みかんとオーツ麦とりんご。

みかんはむいてるときから待ちきれない!ってよく飛びついてきました。

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ごはんを見せて、お名前は?って聞くと元気よく"じゅじゅ!"って返事してくれるんですけど、自分の名前を言えば全て手に入る!と思い込んで、なにか欲しいときは"じゅじゅ?"って言ってアピールしてくるようになりました。笑

昔は小松菜も好きだったけど、ここ数年はあんまりでした。

でもちんげん菜より小松菜派インコちゃん。

 

嫌いなものは、たくさん。笑

とにかく初めて見るものと、重そうなもの。

掃除機嫌いだから、じゅじゅの部屋のドアは

掃除機するときは閉めること。

あとカーペットとか掃除するコロコロが嫌い。これはもう見ただけでギャーギャー。

ビビりさんなのは私のせいですねきっと。

小さい頃もっと色んなものにふれさせてあげればよかったかな。

過保護は良くないね。

 

ビビりでしたけど、すごく懐っこい子です。

家に来た初めて見る人でも、すぐに受け入れてくれます(笑)

愛想がいいのなんの。

ただあんまり覚えてはなさそうで、家を出た姉たちが帰省したときは毎度"はじめまして!こんにちは!"って感じ(笑)

私が1週間くらい海外で家を離れてても、帰って来たときはなんか"はじめまして!"なのか"あ、そういえばおったな!"なのか、なんか感動して喜んでくれるとかなかったです(笑)

そういうちょっと淡白というか、深入りしてこない性格がセキセイらしくて大好きです。

 

でも、飼い主愛されてるなーと思うときもたくさんたくさん。

カゴのそばで一緒にいるときなんかは一番近寄れる場所まで寄ってきてくれて、足を引っ掛けてこっちを見つめてくれます。

 

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私の視界はいつもこんな感じで、たまに"じゅじゅ"って声かけられて、じゅじゅーって返事してまた別の方向を私が見るとまた"じゅじゅ?"って声かけてきますいつも。

この子なりのかまって、なんでしょうね。

 

 

 

愛鳥は、カゴの中のときはすごくかまってちゃんなのに放鳥すると飼い主ほったらかしの自由鳥です。

 

呼べばすぐきてくれるときもあるしぜんっぜん、来ない時もある気まぐれ屋。

 

病院にいくと、ちょっと体調悪くても先生には反抗して怒る笑。つかまれても手の中で羽ばたこうとする、ちょっと気が強くて頑固ちゃん。

 

私が落ち込んでる時にじゅじゅに話しかけるとぱっちりおめめをゆっくり瞬きさせてじっと真剣にお話聞いてくれる。

 

 

 

 

この子は私が小学生のころにお迎えして、

小学校、中学校、高校、専門学校、就職、転職。

入学式や卒業式、成人式や、姉が結婚して家を出ていったり、

 

私の日常がどんなに変わっていっても、この子だけは毎日なんにも変わらず、ずっとそばにいてくれて、毎日家で帰りを待っていてくれて、それがなによりも私の救いでした。

 

そしてこの子の前に、私には2羽のセキセイがいました。

1羽目はハルクインイエローのかわいくてやんちゃな男の子。2羽目はハルクインホワイトののんびりした男の子。

 

子どもだった私にこの子たちが身をもって教えてくれたことがありました。

でも本当は教えてくれたって言えば、良いように受け取りすぎで、私は今でも、ありがとうとか簡単に言えないくらいごめんね。って気持ちがたくさんです。

2羽とも早すぎる別れでした。

 

だから3羽目の愛鳥であるこの子は2羽のためにも絶対に長生きさせたいと思ってます。2羽で学んだ間違いを絶対しないように、この子には重いかもしれないけど2羽の分も長く長く長く生きてほしい。

いまの愛鳥には、私のもう2羽の愛鳥の想いまで詰まってます。

 

 

だから

なにがあってもどんなことがあっても、

この子がいてくれるなら。

この子の声が聞けるなら。

あたたかさを感じられるなら。

この子さえいれば大丈夫。

 

ずっとずっと愛鳥に支えられて、いつのまにか愛鳥がかけがえのない本当の子どものように思えて、

一番守りたい、大切にしなきゃって思えるせかいでいちばんの存在になっていました。

 

ペットショップで迎えたたった1羽の小さな鳥が、ここまで愛を教えてくれるとは生命ってすごいなっておもいます。

 

すべての出来事が連鎖して巡り会えたことに

本当に感謝しています。

 

 

 

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